光回線のようなインターネットサービスとセットで提供されていることが多い「電話サービス」。最近では、固定電話を使う人も減ってきましたが、それでも必要なシチュエーションは意外と多いものです。
スマホよりも通話料が安いなど、メリットが多い固定電話ですが、ソフトバンク光で提供されている電話サービスはどのようになっているのでしょうか?
おうちのでんわの概要
ソフトバンクが提供している固定電話サービスのひとつに「おうちのでんわ」があります。
通常、固定電話は電話機と電話線と有線接続して使用しますが、おうちのでんわの場合「でんわユニット」という機器を使い、固定電話と接続して使います。
特徴としては、月額の基本料や通話料が安いところ。また、固定電話でこれまで使っていた電話番号もそのまま使うことができます。電話線を引くなどの工事も必要としませんし、でんわユニットと固定電話を接続し、両方をコンセントに接続するだけで設定完了です。
簡単に、そしておトクに固定電話が使えるサービスが、おうちでんわというわけです。
おうちのでんわの料金
それでは、実際にどれぐらい今までよりも安くなるのかみていきましょう。
おうちのでんわの月額料金は980円です。これに割引を追加すると最安で月額500円まで料金が下がります。割引条件ですが、ソフトバンク、ワイモバイルの対象サービスとセットで加入している必要があります。
もしそうでない場合でも、1年間であれば、月額500円で利用できるサービスが実施されています。
月額500円〜980円で固定電話が使えるというのは相当おトク。通常だと月額1,500円ぐらいかかりますが、その半分以下の料金だからです。
さらに、おうちのでんわが安いのは月額料金だけではありません。通話料に関してもかなり魅力的です。
通話料は全国一律で7.99円/3分で「おうちのでんわ」「BBフォン」「ホワイト光電話」「ソフトバンク」あての電話については、全て通話無料です! そのほかの通話先別の料金は以下のとおりです。
- おうちのでんわ、ホワイト光電話、BBフォン、BBフォン光、ケーブルライン、:無料
- 固定電話:7.99円/3分
- 携帯(ソフトバンク):無料
- 携帯(その他):16円/分
光電話の概要
ソフトバンク光には、光ファイバーをつかった固定電話サービスの「光電話」も提供されています。これはソフトバンク光のオプションとして加入できるサービスです。
こちらも電話番号を変えることなく利用でき、使っていた電話機もそのままで済みます。
では、「光電話」と「おうちのでんわ」の料金を比較していきましょう。
光電話の料金
光電話には「基本プラン」「スマート基本」2つのプランが用意されています。
月額料金は以下のとおりです。
- 基本プラン:500円/月
- スマート基本プラン:1,500円/月
プランの内容としては、基本プランが月額料金と通話料というシンプルなプランなのに対して、スマート基本プランには、6つのオプションの利用と480円分の無料通話が追加されています。
より固定電話の使用頻度が高く、便利に使いたいという場合はスマート基本プランがおすすめです。
続いて、通話料をみてみましょう。
- 固定電話:8円/3分
- 携帯(ドコモ、ワイモバイル):16円/60秒
- 携帯(au、ソフトバンク):17.5円〜18円/60秒
通話料に関しては、おうちのでんわとそこまで変わりません。おうちのでんわの場合、ソフトバンク携帯への通話が無料になっているのが優れているポイントです。
初期費用はどう?
通話料や月額料金だけではなく、初期費用についても確認しておきましょう。
「おうちのでんわ」の場合、でんわユニットという機器と固定電話を接続するだけで利用できるので工事は必要ありません。
初期費用としては
- 契約事務手数料:800円→「おうちのでんわまとめてスタートキャンペーン」で0円
- 番号利用登録料:1,000円→「おうちのでんわまとめてスタートキャンペーン」で0円
キャンペーンを適用すると初期費用が無料になるのが「おうちのでんわ」の特徴です。
光電話の場合、光回線を使った電話サービスなので、初期費用として工事費が発生してしまいます。
光電話の基本工事費は4,500円となっています。
初期費用に関しては「おうちのでんわ」に軍配が上がります。
まとめ
固定電話を今でもかなりの頻度で使っているのであれば、おトクな月額料金と通話料で利用できる「おうちのでんわ」や「光電話」の存在をぜひチェックしておいてください。
これまでにかかっていた固定電話の費用をグッと抑えられる可能性大です!