関西圏で高い支持を得ているeo光。有線通信はもちろんのこと、Wi-Fiでの通信も高速かつ安定感抜群です。
実際、「eo光は快適に使うことができる」、「不満に思ったことは特にないし満足している」などの口コミも聞かれます。
しかし、eo光Wi-Fiには、フレッツ光Wi-Fiという強大なライバルがいるのも事実。本記事では、eo光Wi-Fiとフレッツ光Wi-Fi、どちらか優れたサービスなのか、比較して検証していきます。
eo光Wi-Fiとフレッツ光Wi-Fiの速度を比較
eo光Wi-Fiとフレッツ光Wi-Fiの速度は、ほぼ互角です。どちらも最大下り速度は1.0Gbpsとなっています。
両者とも無線に切り替えても200Mbpsの下り速度が出ます。フレッツ光はプロバイダによってはもう少し速くなる可能性もありますが、決定的な差がつくことはありません。
eo光Wi-Fiの方が安い?
続いてeo光Wi-Fiとフレッツ光Wi-Fiに掛かる費用を比較してみましょう。まずは月額の利用料金から。
月額利用料金(一戸建てプラン)
- フレッツ光:4,800円から
- eo光:2,953円
月額利用料金(マンションプラン)
- フレッツ光:3,700円~5,000円
- eo光:2,524円
上記のように、月額の利用料金ではeo光の方が安くなっています。場合によっては2,000円以上の開きが出ます。
次に、初期費用をみてみましょう。
初期費用(一戸建てプラン)
- フレッツ光:800円
- eo光:3,000円
初期費用(マンションプラン)
- フレッツ光:800円
- eo光:0円
初期費用は一戸建てプランの場合のみ、eo光よりもフレッツ光のほうが安くなっています。マンションプランであれば、文句なくeo光のほうが安いです。とはいえ、800円の差なので、さほど大きなアドバンデージにはなりません。
最後に工事費について比較します。
工事費(一戸建てプラン)
- フレッツ光:18,000円
- eo光:実質0円
工事費(マンションプラン)
- フレッツ光:15,000円
- eo光:実質0円
じつは少し比較が難しいのがこちらです。というのもeo光については、工事費は27,000円です。しかし、ほぼ年中実施しているキャッシュバックキャンペーンによって、実質0円になります。たまたま運悪くキャンペーンに乗れないと工事費27,000円がかかり、フレッツ光よりも高額になってしまいます。
なお、キャッシュバックの内容は、月々900円ずつ月額利用料金から割引することを30か月(≒契約満了まで)繰り返します。これで合計27,000円の割引が発生して、工事費をぴったり帳消しにする、というわけです。
以上、月額料金、初期費用、工事費について比較しました。フレッツ光がeo光よりも安くなるのは一戸建てプランの初期費用のみです。
総合的に見るのであれば、eo光のほうが安くなっています。ただし、工事費の実質0円という部分については注意点があります。eo光の契約期間30か月を満了する前に中途解約してしまうと、キャッシュバックキャンペーン対象外になってしまうからです。
したがって、残りの契約月×900円の工事費を支払う必要が出てきます。中途解約したタイミングによっては、工事費の安さにおいてフレッツ光が逆転する可能性があるので注意しましょう。
eo光は「多機能ルーター」が優秀すぎる
通信の速度や安定感では互角、コスト面ではeo光の圧勝でした。この時点でフレッツ光よりもeo光の圧倒的優位です。
しかし、eo光にはさらにフレッツ光より優れているポイントがあります。それはeo光と契約した際に貸与される「多機能ルーター」です。
これはその名のとおりたくさんの機能がついており、高性能なルーターです。
多機能ルーターにおいて最も注目したいのが、デュアルチャネルという機能です。これは、インターネットを使うために使用している電波の広さを2倍にする、というもの。
また、使用する電波を4倍にするクワッドチャネルという機能もついています。クワッドチャネルを使えば、普段よりも4倍、といいたいところですが、こちらは3倍以上の速度で通信できます。
さらに多機能ルーターは、ボタン1つで無線LANモードに切り替えられます。面倒なセキュリティ認証不要で、手軽にWi-Fiを利用することが可能です。
まとめ
関西圏においては、フレッツ光よりもeo光の方が断然優れたサービスです。通信速度は互角、コスト、ハード面においてもはeo光の圧勝となりました。よって、よほど特別な理由がない限り、関西圏に住んでいる人はeo光を利用するのがベストチョイスです。