料金の安さにメリットがある格安スマホ。通信費やデータ通信量を気にする人にとっては、有益な選択肢となっています。3大キャリア(docomo、au、Softbank)からの乗り換えを検討している人も多いでしょう。
そんな格安スマホの1つでもある「LINEモバイル」。LINEモバイルでは、「データプレゼント」を活用することができ、データ通信量が足りない時でも友達同士で助け合うことができます。
今回はLINEモバイルのデータモバイルについてやり方や注意点などをまとめていきます。
LINEモバイルのデータプレゼントとは?
LINEモバイルが実施しているデータプレゼントは、友達同士でデータ通信量を送り合うことができるサービスです。
スマホを使っていると、ついついデータ通信量が契約した分をオーバーしてしまうことがあるのでは? 契約したデータ通信量以上を利用してしまうと、通信速度が低下してしまい利便性が大幅に減少してしまいます。
地図アプリを閲覧したり、急にネットで調べる必要がある場合など、通信速度が遅いとかなり不便になってしまうでしょう。そんなときにデータプレゼントを利用すれば、友達同士でデータをシェアして、助け合うことができます。
データプレゼントの使い方
データプレゼントの具体的な使い方について解説していきます。
まず、データプレゼントが行える対象についてですが、これにはLINE内での「友だち追加」と「利用者連携」が必要となります。
「友だち追加」についてはわかりやすいですが、「利用者連携」については聞きなれないかもしれません。これは、LINEのマイページ内にある「契約者情報」から「利用コード」を確認し、アカウントメニューから「利用者連携」を選択。そこで「利用コード」を入力することでできます。設定が終わればデータプレゼントを利用できるようになります。
データプレゼントが行えるのは、この設定を行なったユーザー同士であれば誰でも可能です。つまり家族以外でも、友だちなどとデータプレゼントが利用できます。友だち同士などで助け合いながら、上手にデータ通信量を利用していきましょう。
データプレゼントで送れるデータ通信量
データプレゼントで送れるデータ通信量は
- 500MB
- 1000MB
- 1500MB
- 2000MB
- 2500MB
となっています。
100MBのような細かいデータ通信量を送ることができないので注意しましょう。
データプレゼントの注意点
データプレゼントを利用する上での注意点を見ていきましょう。この注意点を理解しておかないと上手に活用できません。
もらったデータは繰り越せない
LINEモバイルでは、契約によって利用できるデータ通信量のうち、当月内で使い切らなかった分に関しては、翌月に繰り越すことができます。
しかし、データプレゼントでもらったデータ通信量に関しては、翌月に繰り越すことはできません。
そのため、無計画に1000MBをプレゼントとしたとしても、送られた方がほとんど使わなければ、そのデータ通信量は無駄になってしまいます。データプレゼントでは、送れるデータ通信量が500MBからとなっているので、ちょっとしたことで安易にデータプレゼントを利用するのは少し難しくなってしまいます。
また、コミュニケーションフリーなどのサービスもあるので、それがあるのにデータプレゼントをもらおうとするのは無駄になります。
もらったデータ通信量はプレゼントできない
データプレゼントによってもらったデータ通信量については、それをまたデータプレゼントとして送ることはできません。
データプレゼントで送ることができるのは「自分が契約しているデータ通信量のうち当月分の残量のみ」と定められています。
つまり、データプレゼントによって、データ通信量を回すことはできませんし、自分が繰り越したデータについてもプレゼントすることはできません。
au回線では利用できない
2019年4月時点において、au回線でLINEモバイルを利用しているユーザーに関しては、データプレゼントを利用することができなくなっています。この症状は現在も解決されていないため注意が必要です。
まとめ
格安スマホでは、料金が安いことに加えて、いかにデータをシェアできるかという部分でもサービスの競争が行われています。LINEモバイルでは、ユーザー同士ならデータプレゼントが利用できるようになっています。
送れるデータの量などに若干の注意点はありますが、上手に使えば友だち同士で助け合うことも可能です。家族で使うなら、1人が通信量の多いプランを契約して、残りをデータプレゼントでまかなうということも可能です。
LINEモバイルのデータプレゼント、ぜひ活用してみてください。
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