料金の安さで魅力があるLINEモバイル。キャリアからの乗り換えを検討している人にとって懸念材料があるとすれば、LINEモバイルの「デメリット」部分でしょう。
格安スマホにすることによって、どのようなデメリットがあるのか、またはLINEモバイルの特徴としてどのようなデメリットがあるのか、事前に把握しておきましょう。
LINEモバイルの端末面でのデメリット
まずは、LINEモバイルで利用できる端末についてのデメリットを紹介していきます。
選べる端末が少ない
LINEモバイルで購入できる端末の種類は少ないのが実情です。以下の表にLINEモバイルが扱っている端末の一覧を紹介します。
メーカー | モデル | 価格(一括払い・税抜) |
iPhone | 6s | 32GB:33,800円 128GB:43,800円 |
HUAWEI | P20 lite | 28,980円 |
nova lite 3 | 26,880円 | |
OPPO | R17 Pro | 69,880円 |
R15 Neo | 25,880円 | |
ZenFone | Max Pro M2 | 35,500円 |
Max M2 | 26,500円 | |
Live L1 | 17,800円 | |
AQUOS | sense2 SH-M08 | 34,800円 |
Moto | E5 | 18,800円 |
arrows | M04 | 32,800円 |
このようにiPhoneだと「6s」しか選べませんし、ハイスペックモデルとなると、ほとんど取り扱いがありません。しかし、スマホにスペックを求めていない方にとっては、そこまでデメリットといえるほどではないでしょう。
端末によってSIMロック解除が必要
LINEモバイルは、3大キャリアに対応しており、キャリアで使用していたスマホをSIMロック解除なしにそのまま利用できるメリットがあります。しかし、端末によってはSIMロック解除が必要になる場合もあります。
それを調べるには、LINEモバイルの公式サイトにある「動作確認済み端末検索」を使います。以下のURLから行えるので、今使っているスマホが対応しているかどうかを確認してください。
LINEモバイルのプラン面でのデメリット
次に、プラン面でのデメリットをみていきます。
大容量プランがない
LINEモバイルの料金プランは、データ容量が小さいプランから以下のプランが用意されています。
- 1GB
- 3GB
- 5GB
- 7GB
- 10
これ以上の大容量プランはありません。
LINEモバイルを選ぶ上で、料金を抑えることを考えるのであれば、そこまでの大容量プランは不必要かもしれませんが、こういった部分もデメリットとして挙げられます。
データシェアがない
mineoだと充実しているデータシェアサービスですが、LINEモバイルでは、このようなサービスは利用できません。
データ容量を分け合うなどはできないのですが、その分「コミュニケーションフリー」サービスによって、データ通信量の節約ができるようになっています。
データSIM・音声通話SIMの変更ができない
LINEモバイルでは、データSIM、音声通話 SIMという種類があるのですが、SIMの種類をまたいだプラン変更ができません。その場合は、一度解約をして、再契約をする必要があります。
最低利用期間
LINEモバイルには、実質13ヶ月間の最低利用期間が設けられており、その間に解約をすると解約手数料9,800円がかかってしまいます。
キャリアメールは使えない
LINEモバイルでは、キャリアメールが使えません。そのため、フリーメールかLINEかの選択になるのですが、中にはキャリアメールでしか登録ができないネットサービスもあるので注意が必要です。
LINEモバイルの通信速度は?
LINEモバイルは格安スマホでもあり、どうしても3大キャリアのスマホよりも通信速度が遅くなります。また、同時に使用している利用者数が通信速度に影響を与えるため、混雑する時間帯もあります。
ときには、ストレスを感じることもあると考えられるため、高速通信ができるWiMAXなどを検討してみるといいでしょう。
まとめ
料金の安さに魅力があるLINEモバイルですが、最終的にはこれらのデメリットと比較した上で選ぶといいでしょう。料金が安い分、どうしてもキャリアスマホよりもサービスの質が劣る部分はありますが、そこまでスマホを使わないという方にとっては、申し分ないサービスであるといえます。