データ通信量あたりの料金が安く、月々の通信費を大幅に抑えられる格安SIMスマホ。さまざまな業者が参入していますが、中でも人気を集めているのが「LINEモバイル」です。
格安SIMスマホで気になる点として挙げられるのが、選べる端末、つまりスマホの種類に関してです。3大キャリア(docomo・au・Softbank)のスマホと比較すると、どうしても端末の選択肢が少ない傾向にある格安スマホですが、LINEモバイルはどうなのでしょうか。
そこで、今回はLINEモバイルで使える端末を紹介します。
LINEモバイルから購入できる端末は?
まずは基本である、LINEモバイルから購入できる端末について紹介します。
LINEモバイルも他の格安SIMスマホ同様、選べる端末のバリエーションは少ないというデメリットがあります。iPhoneであれば「6s(ソフトバンク回線)」のみが販売されています。
Androidになると、選択肢も増えてくるのですが、それでも「HUAWEI」「ZenFone」「AQUOS」「arrows」「moto」などになっています。
ラインナップとしては、安価なモデルからミドルレンジ帯の機種が中心となっており、最新のハイエンド端末のラインナップはありません。
購入できる端末の選択肢が狭いというのは難点ではありますが、別の視点から見れば、リーズナブルな端末が中心になっているともいえます。
もともと通信料金を抑えるために格安スマホを選んでいるという方であれば、端末に関しても安いモデルを選ぶことに抵抗はあまりないでしょう。
確かに、ハイスペックスマホはかなりの高性能を持ってはいますが、使い方によっては少々オーバースペック気味な部分もあります。最低限の用途でしかスマホを使わないのであれば、ミドルレンジスペックのモデルのほうがコスパで考えれば断然上です。
端末価格に関しても、最近のハイエンド機種は当たり前のように10万円を超えてくることがあります。分割払いにしても負担がかなり大きくなってしまいますが、LINEモバイルで扱われている端末のほとんどがその半分以下の価格となっており、スマホを新調しても基本料金の安さと合わせて、通信費全体を抑えられるわけです。
キャリアで使っていた端末をそのまま使い続けることも可能
LINEモバイルで使える端末としては、ここで販売されているスマホを新しく購入して、というだけではありません。3大キャリアからLINEモバイルに乗り換える場合、それまで使っていた端末をそのままLINEモバイルでも使うことができます。
LINEモバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクの3回線に対応しており、端末によってはSIMロックの解除が必要ない場合もあります。よって、キャリアで使っていたハイエンドスマホをLINEモバイルで使うという選択肢もあります。
そういう意味では、LINEモバイルで選べる端末の選択肢の少なさは、大きな問題ではないといえるのではないでしょうか。
ちなみにiPhoneなら5〜XR(ソフトバンク)、5c〜XR(ドコモ)、6s〜XR(au)までがLINEモバイルでそのまま使えます。
また、以下のURLから現在使っている端末がLINEモバイルで使えるかどうかが判断できます。こちらの端末検索でヒットすれば、SIMカードを入れ替えるだけでLINEモバイルが利用できます。
参考 動作確認済み端末検索LINEモバイルで一番安上がりにできる組み合わせ
ここでは、LINEモバイルで選べる料金プランと端末で一番安くあげられる組み合わせを紹介します。
LINEモバイルの料金プランには、「データSIM」と「音声通話SIM」の2つがあります。違いは電話番号を使った通話できるかどうかなのですが、「データSIM」の方が安くなります。
LINEモバイルで一番安い料金プランは「1GB」。それの「データSIM」を選ぶと、基本料金は月額500円となります。
さらに、LINEモバイルで最もリーズナブルな端末でもある「ZenFone Live(L1)」は、端末価格17,800円、24回払いの分割だと1回あたり810円となります。
こちらの端末を購入して、基本料金と端末代を合計すると月額1310円となります。こちらがLINEモバイルで新しい端末を購入した場合の最安の組み合わせです。
こんなに安くなってしまうのであれば、3大キャリアスマホの料金に悩んでいるのがバカバカしくなってきそうです。
まとめ
LINEモバイルで使える端末について解説していきました。LINEモバイルで使えるのは、新しく購入した端末か、これまでキャリアなどで使っていた端末の2パターンになります。この2つでハイエンドスマホからリーズナブルな端末までカバーすることができるので、通信費を抑えながら、好きな端末を使える、ということになります。
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