LINEモバイルの意外なデメリットとデータ繰り越し時の注意点

数ある格安SIMの中において、相当の人気を誇るLINEモバイル。一見するとメリットばかりに見えますが、はたして、そのとおりなのでしょうか? 今回は、LINEモバイルを利用する前に必ず知っておいてもらいたい、総合的に見てLINEモバイルはどうなのか? ということを、紹介していきます。

格安SIMだけど本当に大丈夫? 知っておくべきLINEモバイルの実態

LINEモバイルは、格安SIMとしてとても有名なサービスの1つですが、利用する前にいくつか知っておくべき注意点があります。

たしかに、3大キャリア(docomoauSoftbank)などと比べると、月々の携帯料金がグッと安くなるメリットがありますが、意外なデメリットが存在するのも事実です。それでは、LINEモバイルのデメリットについて紹介していきましょう。

時間帯によっては、通信速度が安定しない

もちろん、時間帯によっても変わってきますが、一般的に3大キャリアと比べると、LINEモバイルなどの格安SIMは、通信速度に波、ギャップがあります。早朝は快適にYouTubeを観られたのに、昼休みになったら、急にプツプツするようになってしまい、動画をまともに観ることができなかった……。というケースです。

デメリットということで、ビックリしてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、普段、会社や学校で検索機能やLINEをする程度の使い方であれば、これはそれほどデメリットにはならないかと。しかし、Wi-Fiを使わずにYoutubeを視聴する機会がそれなりにある、という場合はかなりのデメリットになるのではないでしょうか。

データ繰り越しの際の諸注意が多い

LINEモバイルでは、データの繰り越しが可能です。

これは、どういうことか? 今月、携帯を使った際に、ほとんどインターネットを使わずに、LINEばかりしていた。といった場合に、本来、高速通信できるはずのデータ量が余ってしまうことになります。これを翌月に繰り越して使える、ということです。例えば、6月に7GB分使えるはずだったけど、実際には1GB分しか使わなかった。こんな場合には、7月に使えるデータ量が+6GBされます。つまり、7月は13GB分を自由に使えるようになる、ということ。

ここで少々、気になることが出てきます。

このデータの繰り越しですが、有効期限として翌月末までしか使えない、繰り越しの量が決まっていない(前月しだい)という条件があります。有効期限にしても繰り越し量もLINEモバイルからメッセージが届くわけではないので、自分で把握、管理しなければならないのが、少々面倒なことかもしれません。デメリットというほどではありませんが、注意点にはなるかと思います。

LINEモバイルを使う時点で、3大キャリアの携帯料金よりはるかに格安なので、あまり細かく考える必要はないかもしれませんが、毎月のデータ通信料を常に気にしている場合は、「マイページ」からデータの有効期限をチェックしておかなければなりません。とはいえ、マイページでサクッと確認できますので、こちらをまめにチェックするだけでOKです。

普通の使い方ならデメリットナシ!? 明らかにお得すぎるLINEモバイルの真実

さて、ここまで2つのデメリットを紹介してきましたが、それでもLINEモバイルは、圧倒的に安く、お財布に優しいです。

いま、3大キャリアの携帯を使っている人の多くは、月々に8,000円以上の負担をされている方が多いのでは? そこで、1度だけでいいので、LINEモバイルの料金シュミレーションを試してみてください。

ちなみに、筆者の場合、auの携帯を使っていたときは、毎月当たり前のように7,300ほどの料金を支払っていました。が、これをLINEモバイルの似たようなプランに変更するだけで、3,000ほどで済むようになります。毎月4,000円以上の節約になりますから、年間にすると5万円近く携帯代が浮いてしまうのです。

そして、もう1つ。LINEモバイルならではのメリットが存在します。

先ほど紹介した「データの繰り越し」というものが非常に優れているところです。今月は2GB分しか使わなかった分、来月は高速通信量に余裕ができて、動画なども思う存分に観られる、となります。つまり、支払っている分のデータ量のコストが無駄にならない、損することにはならない、というわけです。

さらに、この余った通信データをLINEの友だちにプレゼントとして贈りあうことができるのです。家族同士でも問題ありませんので、親しい関係の相手と、余ったデータを交換し合って、お互いで、やり繰りしていくことも可能なんです。

唯一の注意点が、このデータプレゼントは当月末までが有効期限ということです。なので、月末にちょっと余ったから……といっても、相手がそれを使う予定ではない場合は無駄になってしまうケースが考えられます。

データプレゼントは月の初めのほうにしたほうが、贈る側も贈られる側も気持ちよく利用できるかと思います。

まとめ

数々のメリットと圧倒的な安さを兼ね備えたLINEモバイル。データ繰り越しについて、自分が契約しているものの余剰分とプレゼントで有効期限が異なっていたり、そもそもLINEモバイル側から通知はこないなど、少々手間がかかる部分はありますが、格安のLINEモバイルを徹底的に使いこなさなくてはならないちょっとしたハードルということで納得するのが得策かと思います。