通信費を少しでも安くしたい……特に、3大キャリア(docomo、au、Softbank)を利用していると、自然と通信費は高くなってしまうので、それは当然のことかと。
というような状況で、人気なのがワイモバイル。なんといっても料金の安さが魅力的。
料金は安いけどその他の部分はどうなの? 問題ないの? という疑問が出てくるかと思います。ということで、今回は電波状況などを交え、ワイモバイルの評価はどうなのかまとめていきます。
ワイモバイルの電波は安定しているのか
まず、3大キャリア以外の格安SIMと呼ばれるスマホを利用する上で、気になるのが電波の安定度ですよね。いくら料金が安いからといっても、ネットに繋がりにくかったりしたら、メリットを感じることはできません。
なお、3大キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討する際、最も懸念されるのはこの部分かと思います。
実際のところ、ワイモバイルの電波状況は「安定」していると評価されています。
理由としては、ワイモバイルがソフトバンクの子会社であり、ソフトバンクの回線と自社の回線の両方を使っているからです。
ワイモバイルは、前身のイーモバイルとウィルコムが合併して誕生した経緯もあり、自社回線を持っている通信業者でもあります。
それに加えて、ソフトバンク回線も利用しているわけですから、電波の安定度でいうと、3大キャリアと同程度であるといえます。
格安SIMの中には、他社の回線のみを使っており、頻繁に速度低下が発生する業者があります。ワイモバイルは自社回線を持っているという強みがあるので、電波の安定度に関しては、3大キャリアに引けを取らないというわけです。
ワイモバイルのコスパは?
ワイモバイルの電波は安定していることをご理解いただけたと思いますので、それ以外の部分も見ていきましょう。電波状況以外では、主に「選べる端末」と「料金」がチェック項目になります。
ワイモバイルの場合、3大キャリアと比較すると選べる端末が少ない傾向にあります。
iPhoneの場合、最も新しいモデルでも「iPhone7」しか選べません。最新端末が欲しいという場合、やや物足りないラインナップかもしれません。
ただ、最新型のスマホ自体、少々オーバースペック気味な部分もあり、日常的な使い方で考えるならばiPhone7でもことは足りる、と考え方を切り替えられます。
写真や動画に関しても、iPhone7レベルでも綺麗に撮れますし、大抵のアプリはサクサク動きます。また、旧モデルゆえに端末代がかなり安いのもポイント。
3大キャリアの場合、旧モデルのスマホはラインナップから外されて新しいものと入れ替えられ、端末代がどんどん高くなっていきます。
ワイモバイルは、選べる端末の種類は少ないものの、iPhone7レベルで充分という人にとっては端末代を抑えられるため、コスパ的にはかなり高いといえます。
ワイモバイルの料金を3大キャリアと比較
次に、料金面を見ていきましょう。ワイモバイルの通信料金はどれぐらい安くなるのでしょうか。
ワイモバイルは月々に使用するデータ容量に合わせて3つのプランが用意されています。
- スマホプランS 2GB(2年間 3GB)2,980円(1年間 1,980円)
- スマホプランM 6GB(2年間 9GB) 3,980円(1年間 2,980円)
- スマホプランL 14GB(2年間 21GB)5,980円(1年間 4,980円)
同じデータ容量での「auピタットプラン」の料金は以下のようになります。
ここでは、ワイモバイルと同じデータ容量を使用したときの、最も安くなるプランを紹介します。
- ピタットプラン 2GB 3,980円
- ピタットプラン20 6GB 6,000円
- ピタットプラン20 14GB 6,000円
これだけ見ても、ワイモバイルの料金が安いことは明白。
割引やキャンペーン分を考慮しなくても、ワイモバイルの方が低価格であることを考えると、料金面から見てもコスパのよい選択といえます。
また、ワイモバイルでは、国内通話が1回10分まで無料となっており、そういった部分でもお得なサービスであることがわかります。
まとめ
ワイモバイルは格安SIMの中でも、電波状況が安定しており、端末代を含めた料金もかなりリーズナブル。通信費を抑える上では非常にメリットがあります。
端末のスペックを気にしないのであれば、ワイモバイルを選択するメリットは多大、という結論になります。