圧倒的なCM展開などで知名度急上昇中の「UQモバイル」。料金などは魅力的だけど、取り扱いスマホがイマイチ……ということで、好みのスマホを自分で用意してデータSIMのみの契約を考えている方、結構多いのでは?
ということで、UQモバイルとデータSIMのみで契約する場合、どのプランがいいのかを詳しく解説していきます。
自分のスマホの使いみちをもう一度チェックしてみよう
どのプランがいいのかを紹介する前に、まずは自分がスマホをどのように使っているかを確認しましょう。といっても、ほんの少しのチェックだけです。改めて明細などを確認する必要はありません。
チェックすべきは以下の2点です。
- 通話が多い
- データ通信(ネット接続)が多い
これだけを念頭に置いていただければ結構です。 前者の通話が多いという方の場合は、以下のプランからチョイスすることをオススメします。
おしゃべりプラン・ぴったりプラン
- プランS データ容量 3GB/月 月額 1980円
- プランM データ容量 9GB/月 月額 2980円
- プランL データ容量 21GB/月 月額 4980円
上記の金額はおしゃべりプラン・ぴったりプラン共通です。 おしゃべりプランの場合は、国内通話1回5分以内がかけ放題/1ヶ月で、ぴったりプランの場合は無料通話が最大60分できる/1ヶ月という、通話料の内訳が変わる仕組みとなっています。
通話時間も考慮すれば、最適なプランを選べます。 外で意外とネットにも接続する……ということであれば、バランス的にはプランMがもっともコスパが高いといえます。
データ通信が多いなら、以下のプランから選ぶのがベスト!
基本的に自分でスマホを用意し、UQモバイルはデータSIMだけで契約したいという方の場合はどちらかといえば後者、データ通信が多いという方が多いと思います。
その場合は、通話プランは思いきって軽視して、以下のデータプランの中から選択するのが賢明です。
- データ高速プラン データ容量 3GB/月 月額 980円
- データ無制限プラン データ容量 無制限/月 月額 1980円
パッと見、データ高速プランのほうが安くていいように思えるかもしれませんが、果たしてその実態は???
データ高速プランはエンタメ系のアプリを頻繁に使わなければイチオシ!
データ高速プランのメリットはその名が示すように、データのやりとり、3GB/月まで受信最大225Mbpsというかなりの高速通信が可能であることにほかなりません(送信の最大は25Mbps)。
月に3GBまでというデータ量、どれぐらいになるのかを細かく割り出してみましょう。 もっとも通信量を使う動画視聴・Youtubeの閲覧で表すと、1日に視聴・閲覧できる時間はおよそ30分です。通信環境により多少の前後はありますが、これぐらいです。
ガンガンYoutubeで動画を観る、という場合には少々厳しいかと思います。 逆に、メールやLINEのやりとり、またちょっとしたスキマ時間にWebを閲覧する程度にしかスマホを使わない、ということであれば、これらをノンストレスで快適に行うことができるのでとてもおすすめです。
一方、データ高速プランのデメリットは3GB/月を超えた場合、通信制限がかかり、通信速度が一気に送受信最大200Kbpsまで下がることです。
これはどれぐらいかの遅さかといいますと、動画視聴・Youtube閲覧は絶望的です。はっきり申し上げれば、とてもじゃないが観られたものではありません。 メールやLINEは遅さを感じることはありません。ただ、写真を添付した場合や動くスタンプなどを多用するとひっかかりを感じます。Webサイトは、テキストメインなら問題なし、画像が多いと少しストレスを感じる、となります。
データ無制限プラン、通信速度は問題ない?
続いてデータ無制限プランですが、こちらは月のデータ容量をどれだけ使っても通信速度は送受信最大500Kbpsという内容。
225Mbpsから比べると500Kbpsはかなり遅いのでは? と思われるかもしれませんので、実際どれほどかを具体例で示します。こちらも動画視聴・Youtube閲覧を例にしますと、低画質(360p)など各サービスの最低画質ならば、途切れることなく再生は可能です。 また、画像の多いWebページでも若干読み込みに時間はかかりますが、ストレスを感じるほどではありません。
動画をいかなる場合も高画質で楽しみたいという場合、こちらのプランは「低速プラン」として除外してもかまいませんが、画質にはさほどこだわらない、スマホ画面で観る程度だから低画質でも問題ない、という場合は通信量を気にしなくてもいいのはなによりのメリットだと思います。
まとめ
500Kbpsという通信速度をどう捉えるかが、UQモバイルのデータSIMだけの料金プランを決定する際のポイントになるかと思います。 重ね重ねになりますが、ご自身の使い方を今一度振り返ってみれば、必ずオトクなプランが見つかるはずです。
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