格安SIMサービス・mineoは、3大キャリアの回線に対応したプランを用意しているので、どのプランを選ぶかは好みと手持ちのスマートフォン次第。
しかし、通信環境に問題が無ければau回線使用の「Aプラン」がおすすめです。では、なぜほかのプランよりもAプランが使いやすいのか、料金比較やサービス比較をして検討してみましょう。
mineoとauの料金を比較してみよう
mineoとその親会社となるKDDIが運営するauのピタットプランを比較すると、データ通信容量の刻みかたに大きな違いがあることがわかります。
auにはフラットプランとピタットプランという定額制と段階制によるデータ通信容量に応じた高速データ通信プランが用意されています。
フラットプランならば20GB・25GB・30GBといった大容量通信を行えるプランがある一方、20GB以下の場合は1GB・2GB・3GB・5GBといったデータ使用量に応じた料金体系を選択できます。
しかし、よく見ると5GBから20GBまでは月額6,480円(1年目のみ5,480円)となっています。
したがって、auフラットプラン20が月額5,500円であることを考えると3GB以上使うならauピタットプランは割高です。何より5GBから20GBまでの通信量に対して、一律な金額になっている点が公平さを感じられない問題ではないでしょうか。
こうしたことは、必要なデータ通信容量を見極めた上で料金比較してみなければ分からないポイントです。
一方のmineoをみてみると、Aプランでは、500MB・3GB・6GB・10GB・20GB・30GBという6段階の料金プランから選択可能です。1GBでは少ないと感じている人にとって、3GBのプランでデータ通信のみ月900円、音声通話付きプランで月1,510円という料金は魅力的では?
auピタットプランの同程度のプランは、3GB使用時に月4,480円(1年目は3,480円)。これをみればいかにmineoが安いかを実感できます。
auピタットプラン1GB以下使用時の月2,980円(1年目は1,980円)よりも安い金額でありながら、mineoの3GBプランなら月1,510円で3倍となる3GBものデータ通信を利用できる計算です。料金プランは毎月変更ができるので、使用状況を把握した上で最適なデータ通信容量を選択し、無駄を減らしての料金節約が可能です。
mineoならサービスで比較しても断然お得
格安SIMを提供しているMVNO事業者の中で、mineoのサービスが特に充実している理由は、格安SIMでありながら独自の特典を充実させている点が挙げられます。
アンバサダー制度だけでなく、長期利用特典となる「ファン∞とく」として長期利用者に対しての優遇措置がうれしいところ。
- 毎年もらえるエントリーコード
- 端末購入時にもらえる電子マネーギフト
- mineoコミュニティーサイトで使える王国コイン
mineoならば、料金が安いだけといった格安SIMにありがちな点を無くし、長く使うほどお得なサービスを提供しています。
格安SIM同士をサービス比較した際に、長期利用特典まで用意している事業者はほとんどありません。
このようなキャッチーなサービスはもとより、mineoはスマホ、いやケータイにとって必須ともいえる音声通話サービス向上にも努めています。
そしてとても肝心なことですが、UQモバイルと比較して、データ通信エリアは共通ですが、音声通話エリアはmineoの方が広いです。
なぜなら、UQモバイルはau4GLTEエリアのみですが、mineoのAプランではau3Gの電波でも通話ができるからです。プラチナバンドとして知られる800Mhz帯で通話が有利なauの恩恵を最大限に受けられる、というわけです。
mineoへのベストな乗りかえ方法は?
mineoへの最適な乗りかえ方法は、今まで使用していた電話番号の有無により変わります。新規電話番号で取得した場合には、届いたSIMカードを今まで使っていたスマートフォンへ入れて、アクセスポイント設定をmineo用に切り替えるだけで完了です。
MNP制度を利用したmineoへの乗り換え方法は、次のようなステップを踏む必要があります。
なお、途中で不明点がある場合には、mineoサポートダイヤル0120-977-384で相談できます。
まとめ
mineoは他の格安SIMではまだ導入が少ないau回線を使ったAプランがあるので、auのプラチナ電波を使いたいならば適しています。通話とデータ通信のバランスが良く、長期利用特典も充実しているので同じ料金を支払うなら、今回のようにサービス比較をしっかり行った上で新規開拓・乗り換えを考えるのがベストです。