ワイモバイルといえば、iPhoneやAndroidスマートフォンといったモデルや、外出先でノートパソコンを利用するときに使うPocket Wi-Fiを発売している携帯電話会社というイメージかと思います。
しかし、ワイモバイルではガラケーも用意、そしてガラケー専用のかなりお得なプランも用意されているのです。ワイモバイルが提供しているケータイ専用プランは、いったいどのようなプランなのか、さっそく調べてみましょう。
本当にこの価格!? 驚きのケータイ専用プラン
ガラケーやスマートフォンを利用する際、気になるのはやはり「月額料金」ではないでしょうか。
ガラケーとはいえ、スマートフォンと同じようにインターネットもできれば、メールや動画だって楽しめます。機種によってはLINEだって使えるんです。
スマートフォンと同じことができるガラケーはいくら画面が小さいとはいえ、用意されている料金プランはスマートフォンとあまり大差ないのではないか、と考えてしまうかもしれません。
ですがワイモバイルが用意しているケータイ専用プラン「ケータイプランSS」は違いました。
ケータイ専用プラン「ケータイプランSS」とは
ワイモバイルが提供しているガラケー専用プラン「ケータイプランSS」は、月額934円で利用できるプランとなっています。このプランの特徴は「データ通信のない通話のみのプラン」となっていることです。
通話だけといってもSMSを使ったメッセージのやり取りはできるので、不便には感じないでしょう。しかも通話は1時から21時までの間、Softbankまたはワイモバイルのスマートフォンや携帯電話にかけた場合は、無料になるサービスがはじめから適用されます。
auやdocomoなどの他社携帯や、21時から1時までの間は通話時間30秒で20円の料金がかかりますので、ちょっとだけ注意しましょう。
ほかにもこのプランで注意する必要があるのは、データ通信を利用したいときです。データ通信は利用できないプランとなっているので、どうしても利用したい場合は別に提供されているベーシックパックとパケット定額を契約する必要があります。
ベーシックパックを契約すると、ワイモバイルが発行するメールアドレスやMMSの利用も可能になります。しかもパケット定額のポイントは上限である4,500円に達していない月の請求が、かなり安くなるという点です。例えば最初の数百MB程度しかデータ通信を利用していない場合は、使ったデータ通信費分が請求される仕組みとなっているのです。そしてたくさん利用したとしても4,500円以上の請求は発生せず、2.5GBまではインターネットを思う存分楽しむことができるのです。
2.5GBのデータ通信量を使い果たしてしまうと、データ通信速度は128Kbpsと非常に低速になってしまいます。これではインターネットの利用や、メールやMMSも利用することさえ難しいでしょう。
ちなみにデータ通信を利用したプランとオプションで契約すると、ケータイプランSSの934円とベーシックパックの300円、さらにパケット定額の4,500円となるので、合計が約5,800円で利用できるプランとなっています。
ワイモバイルならケータイプランでもキャンペーンだって!?
ワイモバイルのお得なキャンペーン一覧を見ていると、ケータイプランSS利用のキャンペーンというのが目に止まりましたので「まさかこれ以上にお得があるのか!」と思いチェックしてみたのですが、ちょっと違いました。
すでにケータイプランSSまたはケータイベーシックプランSSを契約されている方が、このキャンペーン期間中に指定されたプランとモデルに機種変更すると、機種変更をした当月の料金から「ケータイプランSS利用料割引」が適用されるというものでした。
詳細は機種変更当月のベーシックパックの月額料金が無料になることと、パケット定額利用料金から最大で2,454円割り引くという内容になっています。このキャンペーンが適用されるプランは、スマホプランS/M/LとスマホベーシックプランS/M/Lで、モデルはDIGNOケータイ、DIGNOケータイ2、AQOUSケータイ、AQOUSケータイ2、Simplyとなっています。
これらはスマホのプランですが、対象機種はすべてガラケーということになります。しかもこのキャンペーンは、機種変更をした当月だけに適用されるものなので、スマホを利用しない場合はお得といえるのか、ちょっと微妙かもしれません。
ほかにも何かキャンペーンがあるか確認しましたが、ケータイプランに関係するキャンペーンはありませんでした。ただ当月だけとはいえ、キャンペーンなどが大々的にできない携帯電話会社事情を考えると、ワイモバイルはわりと思い切ったキャンペーンを展開しているといえるでしょう。
ワイモバイルのラインナップからガラケーを選ぼう
ケータイプランは対象となるガラケーが決められています。ですが決してスペックが低い、使い勝手がよくないモデルがラインナップとなっているわけでありません。
ラインナップはワイモバイルならではのこだわりを感じさせるものになっています。 特にAQUOSケータイとAQUOSケータイ2はLINEが利用できたり、AQUOSケータイ3にはテザリング機能まで使えたりパソコンのお供に利用することも可能です。
ケータイといってもなかなか高機能なモデルとなっているので、スマートフォンがちょっと苦手という人でも安心してワイモバイルを契約ができます。
まとめ
ワイモバイルのお得なケータイ専用プランとガラケー専用プランの対応機種は、今までiPhoneやAndroidスマホに力を入れている携帯電話会社だというイメージを、「ガラケーもいいモデルを出しているんだ」と変えることができました。
これから2台目としてスマホを持つかガラケーを持つかの判断にも悩むことも無くなるのではないでしょうか?