ワイモバイルを使っていたけど、他のキャリアのSIMを使いたいときは、どうすればよいのかわからない……というケースが出てくると思います。
そこで今回は、ワイモバイルで使っていたスマホのSIMロック解除手順を解説します。
SIMロック解除はオンラインかショップで受付
SIMロック解除はサポートへ電話をしても受け付けてもらえません。必ず最寄りのワイモバイルショップかMy Y!mobileに接続して、オンライン上で手続きをしてください。
「My Y!mobile」で手続きをすれば、手数料0円で済みます。My Y!mobileでの解除手順を下記で詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに、最寄りのショップでもSIMロック解除の手続きはできます。しかし、事務手数料として3,000円を払わなければなりませんし、土日祝日などは混雑していて、相当待たされる可能性も大きいです。
どうしてもオンラインでは解除手続きができない場合、「かんたん来店予約」をしてからワイモバイルショップへ向かいましょう。待ち時間はかなり短縮されます。公式サイトでショップを検索し、来店予約から手続きをするだけで予約できます。
SIMロック解除受付には条件あり!
SIMロック解除には条件があります。事前に必ず確認しておいてください。
- 2015年5月以降に発売された対応機種
- 購入日から101日以上が経過
- 解約済みの対応機種は90日以内
- 支払いの滞りがないこと
以上の条件がクリアされていれば、SIMロック解除できます。
対応機種ですが、iPhone 5sとAQUOS CRYSTAL Y(402SH)は対象外です。
STREAM S(302HW)、Nexus5、Nexus6はSIMフリーのため、解除の必要はありません。ただ、SIMを差し替えるだけで使えます。
なお、故障や水濡れがある機種は、対応機種であってもSIMロック解除できません。必ず修理依頼に出してから、SIMロック解除をしてください。
以上の条件が基本になりますが、対応機種を一括払いで購入している場合は、この条件は適用されず、すぐにでもSIMロック解除可能です。通常契約の一括払いか、バリュースタイルで分割から一括払いに変更し完済した場合に限ります。
手数料0円のオンラインでSIMロック解除する方法
つづいて、My Y!mobileで手続きする解除手順です。
こちらはスマホ、パソコン、どちらでも手続きできます。ここではスマホによる解除手順を紹介します。
まずはIDとパスワードを入力し、My Y!mobileにログインします。
このとき、Wi-Fi接続ではログインできないので、いったんWi-Fi接続を切断し、ワイモバイルの通信回線でログインしてください。
ログインできないときは、上記の方法を試してください。
ホーム画面の契約内容にある「もっと見る」をタップします。画面下にある「SIMロック解除の手続き」を選び、製造番号を入力したあと「次へ」をタップしてください。
製造番号はiPhoneの場合、「設定」「一般」「情報」の順でタップして確認します。普通のスマホは「*#06#」で発信すると表示されるので、その方法で確認してください。
最後に「解除手続きをする」をタップすれば完了です。
手元に入れ替えする他社SIMカードがあれば、あとはそのSIMカードを差し込み、解除手続きをしたときにでる番号を入力すれば、すぐに使えるようになります。
SIMロック解除だけしておきたいときは、SIMカードを入れ替えずにそのままにしておくことも可能です。
SIMフリーにしておくメリット
SIMロック解除をしておくと、海外出張や海外旅行のときに、どのプリペイド式通信回線でも使えるため、大変便利です。
条件をクリアした対応機種に対しては、すぐにSIMロック解除しておくことをおすすめします。
自由にSIMカードを入れ替えできるため、格安SIMを複数持ち歩き、入れ替えして使うことで節約可能です。
とても容量が少ないが格安というSIMカードを複数枚持つことで、たくさんの容量が安く使えることになります。
2年縛りがない格安SIMカードを使えるのも魅力です。ゲームアプリなど、通話よりも通信容量が必要なら、SIMフリーでスマホを使いまわすほうが得になります。
iPhoneはSIMロック解除されているよりも、SIMフリーになっているほうの人気が高いです。よって、SIMフリーiPhoneのほうが高く買い取ってもらえる、ということになります。
少しでも高く売りたい場合は、条件をクリアしたあとなら、SIMフリーにしてから売ることをおすすめします。
まとめ
ワイモバイルでSIMロックの解除手順について解説しました。
SIMロック解除自体はとても簡単です。必ず条件をクリアしているかどうか、しっかり確認をしてから、手数料0円の「My Y!mobile」で手続きしましょう。
■その他、ワイモバイルに関する記事はこちらからご覧ください。
