auひかりに限らず、宅内で端末(パソコンなど通信できる機器)をネットに接続するためにはルーターというものが必要です。ルーターにはただ接続するだけではなく、通常1つの光回線で複数の端末を使えるようにする役割もあります。したがって、ルーターがあれば、家族が別々の端末で同時にネットを使う、ということを実現できます。
「auひかりでルーターを使うにはレンタルした方がいい?」
「それとも市販のものを購入?」
この記事から自分に合ったルーター選びをしてみましょう。
auひかりでレンタルできるルーターとは?
auひかりと契約すると「ONU」と「ホームゲートウェイ」という機器が送られてきます。「ONU」とは、光回線を端末で使用できるLANに変換する機器です。
また「ホームゲートウェイ」とは、ひかり電話を使えるようにする機器。さらに、この機器に「ルーター機能」もついています。端末との接続は、有線でも無線(Wi-Fi)でも可能になります。
auひかりではルーターのみの機能がある機器をレンタルするのではなく、「ホームゲートウェイ」に備わっている「ルーター機能」をレンタルするということになります。
月額500円でレンタルできるauひかりのルーター
ホームゲートウェイのルーター機能は、月額500円でレンタルが可能です。申し込めばすぐに使えるようになります。
さらにauユーザーで、ひかり電話加入などの条件を満たしていると適応される「スマートバリュー」ならば、ルーターのレンタル料金が永年無料となります。スマートバリューを適用しているのであれば、ルーターをレンタルするのがオススメです。
旧型の速度に不満があれば最新型に交換
もし現在auひかりのルーターをレンタルしていて、速度が遅い or 繋がりにくいなどの不満がある場合、ルーターをチェックしてみてください。レンタルしている機器が旧型かもしれません。
2019年7月現在、新規契約するとホームタイプで「BL1000HW」の最新機器が貸し出されます。こちらは旧型の「BL190HW」と比べると格段のスピードを実現しています。
「BL1000HW」は、手数料3,000円で交換できます。手続きも電話一本と簡単。なお、最新機器に交換してもスマートバリュー適応なら、レンタル料はもちろん無料です。
ホームゲートウェイの交換申し込み先:0077-777
交換にあたっては、旧型は返却することになります。交換の旨をオペレーターに伝えれば、着払い用の伝票が届きます。返却せずそのままにしていた場合、違約金が発生する可能性がありますので注意してください。
auひかりで購入したルーターは使えるの?
auひかりでは、市販のルーターを接続して使用できます。どのような場合に購入した方がおトクになるのでしょうか?
長い期間使用するならルーターの購入が◎
市販のルーターを購入するほうがオススメなのは、auユーザーでない or スマートバリューが適応されない場合です。長い期間使用するつもりなら、購入したほうが費用を安く抑えられます。
auひかりのルーターのレンタルには、月額500円かかります。1年間でも6,000円かかってしまいます。市販のルーターの価格はピンキリで、2,000円~数万円するものも。しかし、5~6,000円程度のものでも通常の使用には十分なスペックといえます。1年以上使うのであれば、レンタルするよりも購入したほうがおトクということになります。
購入時にはルーターのスペックが重要
価格もさることながら、ルーターのスペックも重要です。きちんと確認しておかないと、auひかりの速さを活かすことができずに、動作の遅さに悩まされることになります。
市販のルーターには規格があり、auひかりの速度を活かすには「(IEE802.)11ac」という規格のものを選べば間違いありません。ちなみにauひかりでレンタルできる最新のルーターの規格も「11ac」です。
さNECなどのメーカーによっては、Wi-Fiの設定が簡単にできるように設計されている商品もあります。
auひかりのホームゲートウェイと購入したルーターの設定方法
自分に合ったルーターが見つかったところで、次は使うための設定方法をご紹介します。
auひかりのルーター(ホームゲートウェイ)の設定方法
- ホームゲートウェイの本体の裏にある「SSID」と「パスワード」を確認
- パソコンやスマホのWi-Fiの接続を確認(端末によって方法が異なる)
- ホームゲートウェイにあったSSIDを選択し、パスワードを入力
一度設定してしまえば、端末のWi-FiをONにしておくだけで、次回からは自動的に接続されます。
購入したルーターの設定方法
市販のルーターを購入してきたときは、すでに繋がっている「光コンセント―ONU-ホームゲートウェイ―端末」のホームゲートウェイと端末の間にルーターを接続します。
そして、以下の手順のように設定を行います。
- ルーター本体の裏にある「SSID」と「パスワード」を確認
- パソコンやスマホのWi-Fiの接続を確認(端末によって方法が異なる)
- ルーターにあったSSIDを選択し、パスワードを入力
これでWi-Fi接続が完了です。
auひかりのルーターはスマートバリュー加入の有無が節約の鍵
auひかりをより便利に使うためのルーターは、
- 「スマートバリュー」適用できる場合は「レンタル」
- auユーザーでない場合は「購入」
つまり、auユーザーであるかないかが費用を最低限に抑えてauひかりを快適に利用できる分岐点になる、ということになります。