人気のeo光が提供しているIPV6とはなに? IPV4と比較して何が違う?

20188月より、eoIPV4のほかに「IPV6」によるインターネット接続サービスを開始しました。と、サラッと書きましたが、そもそもIPV4IPV6とは一体何なのか? そして、IPV6に変わると何が良いのか? という疑問だらけかと思います。

ということで、本記事でIPV6の概要、そしてIPV4の違いについて詳しく解説します。

eo光におけるIPV4IPV6とは?

そもそもIPVとは、簡単に言えばインターネットに接続するための「道」のようなものです。IPV4という「道」には、すでに沢山の利用者がいて、なかなか前に進めない、という状況になってしまいました。

つまりIPV4利用者が多すぎて、インターネットに接続しづらい、通信速度が遅いという問題が起きているのです。そこに出てきたのがIPV6という「新しい道」です。

IPV6は、まだ利用者が少ない道です。したがって、IPV6を使えば、インターネットに接続しやすく、さらに通信速度も改善するということです。

いずれはIPV6も、利用者が増えてIPV4と同じような状況になることが予見されています。しかし、現状ではさほどIPV6を利用している人は多くはありません。今の内であれば、IPV6を使って快適なインターネットを楽しむことができます。

そして、IPV6には「PPPoE」と「IPoE」というふたつの「接続方式」があります。もし、通信速度を上げたいということであれば、IPoEを選びましょう。

これらについて簡単に説明すると、IPoEの方がインターネット接続までの「寄り道」が少ないのです。したがって、IPoEを使うと通信速度が速くなる、というわけです。

これはかなりの注意点ですが、eo光でIPV6を使う場合は、eo光独自の「多機能ルーター」をレンタルする必要があります。ちなみに多機能ルーターには「デュアルチャネル」「クワッドチャネル」という機能があります。

簡潔に説明すると、デュアルチャネルは、通信速度が1.5になるというものです。クワッドチャネルの場合は3になります。

IPV4からIPV6に切り替えた上で、チャネルも上記のものに切り替えれば、回線速度はかなり向上します。ちなみに、デュアルチャネル、クワッドチャネルを使っても追加料金などは発生しません。

IPV6の評判はかなり良い

Twitter上のツイートや口コミサイトの投稿には、「IPV6に切り替えてから通信速度が上がった」という声が沢山上がっています。具体的には以下のようなツイート、投稿が見られました。

eoIPV4使っていた時は、下り最大速度200Mbpsが限界だった。IPV6に切り替えた途端、下り最大速度が500Mbpsを超えた。

上記のように、下り最大速度が数百Mbps上がったという報告は多数あります。

IPV4からIPV6にしたら、下り最大速度が900Mbpsを超えた。実質的にNURO光以上に速いと思う。

特に目を引いたのはこのツイート。900Mbpsという速度は、業界最速と言われているNURO光でもなかなか出せないものです。eo光の下り最大速度が1Gbpsということを考えれば衝撃的なスピードです。900Mbpsもあれば、動画を再生しながらオンラインゲーム、ということも十分に可能です。

IPV6導入時の気を付けておきたいこと

IPV6を使えば回線速度は上がります。ただし、利用する上でいくつか注意点があります

まず、オンラインゲームがIPV6に対応していないケースが多いので、一部のオンラインゲームがプレイできなくなる可能性があります。

したがって、なんらかのオンラインゲームをプレイしている人は、IPV6でもプレイできるかどうか確認しておく必要があります。もし、IPV6に対応していないのであれば、IPV4でプレイせざるをえません。

また、中にはIPV6でもプレイすること自体はできても、バグや不具合が発生するオンラインゲームもあります。特に「PUBG」のような戦闘を模したオンラインゲームの場合は、プレイする上で致命的なバグが起こる可能性もあります。

また、VPNが使えない場合もあります。わかりやすく言えば、無線Wi-Fi通信している際のセキュリティが甘くなるということです。無線Wi-Fiは、VPNという技術を使って他人が無料Wi-Fiで見ているものを見られないようにしています。

したがって、IPV6を使ってVPNが使えなくなると、ハッカーなどに無料Wi-Fiの閲覧先を見られたりする可能性があります。わざわざリスクを背負って閲覧先をのぞき見するケースは少ないでしょうが、念のため注意しておきましょう。

また、NASやネット証券など、IPV4での接続を前提にしているサービスも使えなくなります

ほかにも、利用している人はさほど多くはないかもしれませんが、Webカメラやリモートデスクトップも使えません。

以上のような点をクリアできるのならば、eo光のIPV6は非常に優れたサービスだといえます。動画を視聴したり、SNSを見たりする、というような使い方をしているのであれば、これらのが問題になることはありません。

まとめ

IPV6とは、インターネット接続のために使う新しい「道」です。IPV6を使えば、通信速度が大きく改善します。ただし、IPV6に切り替えるとできないことも出てきます。

IPV4IPV6、自分の使い方に合っているほうを選んでください。