NURO光の工事はどのようなものか、具体的に分からない人も多いかと思います。特に、所要時間が掛かる、というイメージが先行している人も沢山いるのではないでしょうか?
また、実際の工事の流れや費用についても心配な部分があるかと思います。
今回は、NURO光の工事にかかる費用や時間、工事自体の流れについて詳しく解説します。
NURO光の工事の流れ
NURO光の工事は、以下のような流れで行われます。
宅内工事では、主に通信用キャビネットの取り付け、光コンセントの設置や光ケーブルの引き込みを行います。また、光コードを日常生活の邪魔にならないようにつないだり、ONUという光回線通信を行うための機械を設置します。
宅外工事は、電柱から光ケーブルを引き込み、キャビネットに接続。その後に光ケーブルを開通させます。ここまで完了すれば、NUROの光回線が利用できるようになります。
申し込み以降の進捗の状況は、NURO光のマイページで確認することが可能です。
ちなみに、宅内工事、屋外工事ともに、立ち会いが必要です。立ち会う人は、申込者でなくてもかまいません。兄弟、親、親戚でも大丈夫です。
また、関東地域かつ戸建ての場合は、2日に分けられている工事を1日にまとめることも可能です。これは「同日工事」と呼ばれています。この場合、別途5,000円(税別)を支払う必要があります。多少金銭的負担が増えてでも、光NUROの利用開始を早めたい場合は、同日工事を利用するのがおすすめです。
NURO光の工事を申し込んでから利用開始までにかかる時間
NURO光の工事を申し込んでから利用開始まで、長くても2ヵ月程度です。地域や状況によっては、1か月程度で済む場合もあります。
NURO光サービスがスタートしたばかりの頃は3、4か月待ちということもありましたが、現在は比較的落ち着いています。それでも、引っ越しのシーズンである3、4月あたりは、申し込みが殺到して利用開始までの期間が長くなる場合があります。できるだけ早く開通させたい、ということであれば、繁忙期の申込みは避けましょう。もしくは、繁忙期を見越して、早めに申し込むのがベストです。
一部の関西地方、特に人口の少ない場所では利用開始まで時間がかかる傾向があるようです。一方でTwitter上では、1、2か月ほど待つ覚悟でいたが、3週間ほどで完了したという書き込みも。タイミングや地域によって、利用開始までに要する時間はある程度変動することを覚えておいてください。
NURO光の工事費は、今だとどれくらいかかるの?
NURO光の工事費は、総額40,000円となっています。この金額を一括で払うのではなく、30か月間で分割して支払う形になります。とても高額ではありますが、キャッシュバックキャンペーンによって、35,000円が返ってきます。そのためにNURO光の公式サイトから利用申し込む必要があります。
このキャシュバックキャンペーンを利用しても工事費は5,000円かかってしまいます。しかし、NURO光は、競合のフレッツ光やeo光と倍ほどの通信速度を持つ回線です。具体的には、フレッツ光、eo光が最大下り通信速度1Gbps、NURO光は2Gbpsです。
これだけの通信環境を得るためには仕方ない出費だと考えて割り切りるのが得策です。ちなみに、競合他社でも似たような金額の工事費は掛かっていますので、NURO光の工事費が特別高いわけではありません。
キャッシュバックを受け取れるのは、NURO光回線が開通してからの4か月後。指定した振込先口座に35,000円が振り込まれます。
NURO光工事の注意点
NURO光の工事については、いくつかの注意点があります。
まず注意しておきたいのが、ごくごくまれに光ケーブルを引き込むための穴を、壁に開ける場合があるという点です。直径2,3mm程度の穴を3個前後開ける可能性があります。万が一、壁に穴を開けるという工程が必要になった場合、マンションやアパート住まいの人は大家さんに確認する必要があります。
NURO光の工事で開けられた穴は、撤去工事する時(≒退去時)にNURO光の工事業者によって原状回復されるものです。その点を伝えて、大家さんからの許可を取りましょう。
また、NURO光のインターネット回線を速く開きたいのであれば、申し込み時に「宅内工事希望日」を選択しておきましょう。宅内工事希望日を選択しておかないと、それだけで15日ほど回線の開通が遅れてしまいます。宅内工事希望日を選択したからといって何かデメリットや費用が発生するわけではないので、必ず選択しておきましょう。
工事日についてですが、宅内工事でも宅外工事でも、土日祝日に行う場合は「土日祝日工事費」3,000円(税別)が追加料金として必要になるのでご注意ください。
まとめ
NURO光は、申し込んで二回の工事を経て、おおよそ1~2ヵ月後に開通します。工事費は40,000円ですが、キャッシュバックを利用すれば実質35,000円です。そして、申し込み時に希望の宅内工事日を選択しておくと、より早く開通させることができます。